小谷野敦著『大河ドラマ入門』を読みました。
よく分からない箇所がありました。
特に気になる箇所を抽出します。
56頁。
「とにかく『太閤記』(六五年)で主役をやった緒形拳が、ここでは悪役として登場したことになるわけで、秀吉がこれほどの悪役だと相対的に家康はそう悪く描かれず、温厚な紳士風の尾上菊蔵が家康を演じていた」
引用文の「ここでは」は「黄金の日日」を指していると思われます。
しかし「尾上菊蔵」が徳川家康役だったのは「黄金の日日」ではなく「太閤記」です。
「黄金の日日」での家康は児玉清さん。
61頁。
西田敏行さんについての箇所です。
「まず『国盗り物語』に端役で出て、NHK時代劇『ふりむくな鶴吉』(七四年)では脇役として出演、『新・坊ちゃん』(七五年)で山嵐を演じ、そして七七年に大河『花神』で山県狂介(有朋)、『おんな太閤記』で準主役、『武田信玄』で山本勘助、『山河燃ゆ』(八四年)で主役の一人、『翔ぶが如く』(九〇年)で西郷隆盛、『八代将軍吉宗』(九五年)で主役、『葵 徳川三代』で後半の主役である秀忠、『功名が辻』(〇六年)で家康と、よく出ている」
「武田信玄」が何故「山河燃ゆ」の前か、「武蔵」は忘れたか、はどうでもいいです。
西田さんの大河初出演は「新・平家物語」です。
西田さんがゲスト出演された「きよしとこの夜」で映像も流れました。
ちなみに「国盗り物語」に出演されたかどうかは分かりませんので、其処は保留。
上記は当方の見当違いの指摘かもしれません。
その場合は馬鹿だなと一蹴して下さい。
しかし著書のブログを見ても・・・。
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20100201大変ですな。
ありがとう。
「不断」はそれでいいのです。辞書をご覧ください。